PS3用のホラーゲームで面白いのは?おすすめ2作を紹介!【PlayStation3】
2016/04/22
ホラーゲームというのは非常に興味深いジャンルであると筆者は考えています。
恐怖の対象から逃げるだけならば映画でいいし、怪談を読むだけなら小説でも構わない。
しかしゲームとなると何かしらの「クリア」を設ける必要があるため、何かしらの方法で恐怖の対象を克服する必要があります。
強い緊張感と恐怖を覚えながらも克服する快感を味わうことのできる「ホラー」というジャンルは非常にゲーム向きなジャンルであるといえます。
そんなホラーゲームの中でも筆者が幾つかのオススメを紹介したいと思います。
賛否両論?な「サイコブレイク」
「サイコブレイク」はバイオハザードの生みの親である三上真司氏の監督作品として知られている作品です。
表題で賛否両論と書きましたが、この作品で賛否両論な部分はストーリーに関することが主なので、ここでは肝心のゲーム部分について紹介したいと思います。
このゲームで最も優れているのはそのゲームバランスで、限られた弾薬でいかに難所をくぐり抜けるか、いかにして弾薬を節約しながら先に進むか、といったゲームとしての戦略的な部分が良く出来ているためホラーゲームとしてはゲームプレイに関して格別の達成感を得ることができます。
ボス以外のどんな敵であっても転倒させて着火すれば必殺と爽快感もあり、敵が火で倒せる理由もストーリーで明らかになる、システムとストーリーがリンクした上手い作りになっているのも個人的には高評価となっています。
「クソゲー」論に惑わされず、できれば実際に手にとって自分なりの評価をしていただきたい作品です。
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過激すぎる?「Dead Space」
ここでおすすめする「Dead Space」は、過激なグロ表現からか残念ながら日本では正規で発売されていない作品となります。
このゲームは海外製のSFらしいストーリー構成ですが、演出は非常にホラー寄りのものとなっています。
このゲームの最大の特徴は、敵の弱点が従来のものとはかなりかけ離れているという点です。
通常、ホラーにかぎらずどんなゲームでも敵の頭部が弱点であることは変わりませんが、このゲームではその限りではありません。
いわゆる「雑魚」と呼ばれる敵であっても、何をしてくるのか、どこが弱点なのか、どんな攻撃が有効かという部分がそれぞれで異なる点がこのゲームの面白さであり怖さでもあります。
人間というものは目に見える強敵よりも「得体のしれないもの」「説明の出来無いもの」に対して恐怖を抱くようにできています。
たとえ雑魚であろうとも「得体のしれない」敵が次々に出てくるさまにはどんなプレイヤーでも恐怖を禁じ得ないでしょう。
ある意味で、どんなホラーゲームよりもどうしようもなくホラーな作品と言っても差し支えないかもしれません。
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