やらなきゃ損!面白いおすすめアドベンチャーゲーム(AVG)2選!PSVita(ヴィータ)編
2016/04/05
「PocketStation® for PlayStation®Vita」というポケットステーション(ポケステ)がプレイステーションヴィータ(VITA)で遊べる無料ソフトがあります。VITAにソフトをダウンロードするだけ。対応ソフトはプレイステーションストアで購入、ダウンロードで遊べちゃいます。
ポケステとは、初代プレイステーション(PS)用の周辺機器、平らな卵のような形状で液晶画面がついていて、ミニゲームなどが楽しめます。PS本体と接続してデータをやりとりすることで、新しいゲームを入れたり、ミニゲームで稼いだ経験値などを本体ソフト側に反映させたりする事が出来る画期的な商品でした。対応ソフトも沢山あり、サルゲッチュ、チョコボスタリオン、ロックマンなどなど思い出されますが、ポケステと言えばなんといっても“どこでもいっしょ”ですよね。いま遊んでみてもかわいすぎてVITA本体を抱きしめてしまいます笑。
さて、今回はVITAで遊べるアドベンチャーゲームを、2作品ご紹介します。
ウォーキング・デッド
元は人気グラフィックスノベルだったウォーキング・デッド、北米でTVドラマ化されさらに人気爆発、驚異的な視聴率を獲得しました。日本でも多くのファンをかかえる同ドラマをゲーム化したソフトで、世界中で90種類以上の様々なゲーム賞を受賞。新聞などのメディアでも高いストーリー性が絶賛されるなどファンでなくともかなり魅力的な作品と言えます。
ゲーム画面はトゥーンレンダリングの3Dグラフィックでコミック調の雰囲気を楽しめます。ストーリーは音声とテキストの同時表示で進み、リアルな挙動のキャラクターたちと、カメラのアングルやカット割りによって、TVドラマを見ているような臨場感。時折現れる選択肢は、派閥争いや、人としての尊厳を問われる内容も多く、非常に悩まされます。
探索パートでは、気になる部分を画面タッチして調べる。バトルシーンはアクション要素はあまり無く、何をするか、素早い判断で選択が求められます。
序盤の展開をご紹介:主人公は妻の浮気相手を殺害した罪に問われ、パトカーで移送されているシーンから始まります。それ自体の真偽も定かではない状態ですが、よそ見をして運転していた警官が、路上の人と接触、ガードレールを突き破って数メートル転落してしまう。いつ爆発するとも分からないパトカーに手錠をされた状態で閉じ込められた主人公、いくつかの手順を踏んで脱出すると、放り出された警官は亡くなっている。手錠のカギを外していると、死んだはずの警官が蘇って襲ってくる、逃げこんだ町の中にも動く死体がうろうろ…。
出会う人々の生と死、自分や仲間の危機、道徳と倫理の狭間で揺れる人間心理を楽しめる怪作です!
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GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動
キャッチコピーが“少女は、空に落ちる”というTPS視点:重力アクションアドベンチャー
気になるキャッチコピーにも惹かれる本作、主人公は重力を操る能力を持っている少女。重力方向を変えることで、壁に立つことや、空に落ちていくことが出来るというわけです。 これを利用して、敵に向かって落下していくことで高速キック攻撃をしたり、物や人の重力をコントロールして浮かせて投げたりと、応用範囲も広くて楽しい。“重力場”を、自分の意思で変えて移動や攻撃を行うという斬新な発想が、新鮮なゲーム体験を与えてくれています。
このゲームのポイントは独特の浮遊感にあると思います、長距離の移動や、超高所への移動など、高速で移動するゲームは他にも沢山ありますが、本作の場合、“重力に引かれて落下している状態”を利用しての移動なので、独特の躍動感や浮遊感を楽しむことが出来ます。
コミックのコマを読み進めるような感じで進行するストーリーパートも秀逸です。スチームパンクな世界観とのシナジーでどっぷりハマることが出来ると思いますよ!
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どちらの作品も超優良ソフトとして、ゲーマーの間でも人気のゲームです。ウォーキング・デッドはPS3でも発売されていますが、VITA版にしかない追加ストーリーが入っています。