ブラウザゲームとは何?意味の説明を簡単にします。
ブラウザゲームとは、アプリなどをダウンロードする必要のない、ウェブブラウザのみで起動&プレイすることができるゲームのことを言います。
元々は手軽に楽しむことができるPCゲームとして登場し、初期のころはもっぱらトランプゲームやパズルゲーム、画面の動きが少ないアドベンチャーゲームなどのライトなタイトルが大部分をしめていましたが、その後パソコンの性能が上がっていき、ネットワーク環境やサーバーが整備されて高速通信が可能となったことにより、その内容もだんだんと進化していきました。
それまではライト層向けのゲームが大部分を占めていたものの、今となってはシミュレーションやRPGなどの本格的なゲームも数多く登場しています。
しかもパソコンは、いまや一家に一台は当たり前になりつつあるだけに、ゲームを遊ぶユーザーの年齢や性別も千差万別。その多様性をフォローするためにゲームジャンルはさらなる広がりをみせており、それこそ昔ながらのトランプゲームやパズルなどの数分程度で終わるものから、数か月や数年単位で腰を据えてじっくりと楽しむものまで百花繚乱な状態です。
そんなブラウザゲームの波はケータイにも波及しました。古くは10年以上前のガラケー時代からブラウザゲームは登場しており、当初はパズルやトランプゲームなどのライトゲームがほとんどでしたが、FOMAなどの高機能・高速回線の端末があわれたことにより、ゲームもあわせて性能を向上。「怪盗ロワイヤル」や「探検ドリランド」などのゲームは、多くの方も御存じなのではないかと思います。
そんなケータイゲームも、スマートフォン時代が到来してからはパソコンと同様にゲームの内容もグレードを高めて、バリエーションも大幅にアップしました。
またwifiなどの高速通信をバックアップする環境が整備されたことも、その一因なのでしょう。
最近では大容量なブラウザゲームのリリースも予定されており、gloopsが開発している「ラプラスリンク」というタイトルは、アプリのダウンロードが不要にも関わらず本格的なRPGを楽しめるということで多大なる注目を集めています。
このように、部分的にではありますがスマートフォンにもブラウザゲーム時代の到来しつつあるのです。
が、しかし、まだまだ端末のスペック的にもアプリをダウンロードする、いわゆるネイティブアプリのほうが強いのが現状。
とはいえスマートフォンのスペックは日進月歩に高まっていますので、スペックが増強されていくことで、今後ブラウザゲームは増えていくことも十分に考えられます。
近い将来は、アプリのダウンロードをしなくてもネイティブアプリに負けないような大容量ゲームが遊べるようになるのも、そう遠い話ではないのかもしれません。
その到来を期待して待ちましょう。