HTMLコーダーとはどんな仕事?
2015/11/24
業務範囲が拡大するHTMLコーダーという仕事。
コーディングと呼ばれるコードを記述する職種です。別称として「コーディングスタッフ」や「コーディング担当」などが挙げられます。
htmlファイルやcssファイルを作成することが業務の中心です。デザイナーやクリエイターから受け取ったデザイン案や完成データを元に、コーディングを行います。多くはPSDファイルを元に作業にあたります。ウェブサイトなどの表示に携わる職種のため、OSやインターネットブラウザに関する最新知識を有することが望まれます。特に古いインターネットブラウザをサポート範囲とする場合には、固有のレイアウト崩れやバグが起きないよう対応が求められます。
記述するマークアップ言語は、html、xhtml、html5、css、css3になりますが、フロントエンドエンジニアとの線引が曖昧なケースではJavaScriptやCMSの知識を必要とする場合があります。
HTMLコーダーの仕事は、デザイナーやエンジニアとの連携が求められます。企画・制作されたデザインの意図をデザイナーからヒアリングし、正しく反映させることが必要です。同様に、画面遷移や動的に生成されるページの作りを理解することで、後工程に不要な負担をかけない能力が求められます。
年々HTMLコーダーの業務範囲は拡大の流れにあり、今後も周辺技術や前後工程を学ぶ姿勢が重要となるでしょう。