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おすすめ映画18選!【ノージャンル】

      2015/12/07

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8月のクリスマス

私がこの映画を見たのは、韓国映画が大好きだからです。「シュリ」ですっかり韓国にハマり(決して冬ソナでハマったわけではありません)、それから韓国映画をちょくちょくチェックしていたのですがとても面白い作品に出会えました。
日本でも山崎まさよし主演でリメイクされましたが、とにかく泣けます。もう、号泣です。メイクが落ちるくらいに泣けます。
決して派手な映画でなく、イケメンが出てくるわけでもない。とても「静かな」映画なのですが、その抑えた中からにじみ出てくるセピア色の色調とでもいうのでしょうか。そこが素晴らしいです。
死を悟った主人公が自分で自分の遺影を撮影するシーン、小学校の鉄棒から伸びる影、主人公がいなくなった後の写真館を覗き込むヒロイン・・・。全てが切ないです。
最近映画で泣いていないという方。穏やかな気持ちになりたい方におすすめです。
八月のクリスマス デジタル・ニューマスター版 スペシャル・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]

ヴァージン・スーサイズ

ミステリアスで美しい五姉妹の話で、内容はとても重く悲しいものです。思春期の不安定な感情を監督が独自のタッチで描いたような映画です。話の内容とは対照的に映像がとても美しく、監督のソフィア・コッポラのセンスに脱帽させられます。パステルカラーの色使いやファッション、小物、背景と全てが美しく、観ているとついうっとりしてしまいます。またエールというバンドの曲がたくさん用いられたサウンドトラックが映画の雰囲気によく合っていて、とても素敵です。どこか釈然としない曖昧な部分に考えさせられるものがあり、それもまたこの映画の良さなのだと思います。
ヴァージン・スーサイズ [DVD]

エイミー

この映画は主人公のある事情により、作中に歌がちりばめられており、ミュージカルのような雰囲気がある映画です。
主人公のエイミーは、言葉を話すことができません。その代わり、歌をうたうことで自分の考えや感情を伝えることができます。しかし歌で表現することを指をさして笑う子どもたちがおり、エイミーは心を閉ざしていきます。そんな時に現れるのが、近所のお兄さんです。エイミーが歌で会話できることに気付き、閉ざした心をとかしていきます。そのやりとりが家族愛のような感動があり、とても好きです。最後にエイミーが泣きしながら言葉を話せるようになった所は、本当に号泣しました。
エイミー [DVD]

風と共に去りぬ

多くの人に愛されている作品ですが、私はこの作品が大好きです。主人公であるスカーレット・オハラという、若くて美しい女性が、アメリカで実際に起こった南北戦争の中で、家族や友人を守る為、奮闘する姿が心をうたれます。彼女はまるで江戸っ子の様に口のきき方がキツイのですが、行動で優しさを示す為、その姿を見て、心ある人間は彼女に対し、手を貸したり、守ったりします。彼女の生き様を見ていると、黙って待っていたのでは、どんなに美しい女性でも幸せはやってこないのだとつくづく思います。この様に、生き方を勉強させてくれる作品は滅多に出会えません。
風と共に去りぬ(初回限定生産) [DVD]

キンキーブーツ

とある田舎町の靴工場、急死した先代に替わり後を継いだチャーリー、トラッドシューズ専門の工場は多額の借金を抱えていた。工場の従業員を沢山リストラし、失意のドン底に陥った所に追い討ちを掛けるのが工場を売り払ってしまって自分達の新居を買おうと言うチャーリーの苦悩を理解しよいとしない自分勝手な婚約者。
そんなチャーリーと靴工場を救ったのは、一人の従業員ととある町で出逢った一人のドラァグクイーンでした。
ドラァグクイーン達の靴を創るという新境地で靴工場の従業員との葛藤、ドラァグクイーンへの偏見をはね除けて窮地の靴工場が再生していくサクセスストーリーが見ている私に勇気を与えてくれます。
キンキー・ブーツ [DVD]

ショーシャンクの空に

私が一番好きな映画の一つです。
冤罪で収監されてしまう銀行員のアンドリューが、刑務所の中でも希望を捨てずに誠実に生き、
最後には脱獄して刑務所の所長に復讐を遂げる話です。
冤罪で刑務所に入り、膨大な人生の時間をそこですごさなければならなくなった主人公のアンドリュー。
でも決して希望を捨てずにコツコツと脱獄への布石をしつつ、日常生活では刑務所でも誠実に生き続けます。
その誠実な男が、刑務所所長が私利私欲のために主人公の冤罪を証明する囚人を殺した時、アンドリューは復讐と脱獄を固く決意します。
それを悟られないように用意周到に計画して、脱獄を実行します。
長く不遇の不幸な状況下にありながらも、希望を捨てないこと、誠実に生き続けること、そして最後に自分を酷い目にあわせた所長には
きっちり復讐を果たします。
脱獄したアンドリューは、逃げ延びた先で冤罪で失った時間を取り戻します。
刑務所での友を裏切ることも忘れることもなく、友と共に失った時間をこれから取り戻すであろう未来、それを彷彿とさせるラストシーンが、
どんな不遇の時も決して捨てなかった「希望」が現実になったことを象徴しています。
何度見ても好きな映画です。
私は最初、映画の中で出てくる「囚人のブルックスとカラス」を映画「グリーンマイル」の「囚人とねずみ」と混同してしまいました。
デジャヴのような感じがしました。後でわかりましたが、「ショーシャンクの空に」と「グリーンマイル」二つの映画の雰囲気が似ているのは、
監督が同じだからです。
でも、私は「ショーシャンクの空に」の方が好きでお勧めします。
特に、自分が苦しい時、不遇の時にこの映画を見ると「どんな時であっても、希望を捨てないことがどれだけ重要か」と感じると思います。
ショーシャンクの空に [DVD]

女子ーズ

私が、この映画を見ようと思ったきっかけは監督とキャストでした。監督はテレビドラマの勇者ヨシヒコでお馴染みの福田雄一監督です。そして、キャストなんですが、女子ーズという5人の戦隊ヒーロー。あまりの豪華さにびっくりしました。桐谷美玲、高畑充希、有村架純、山本美月、藤井美菜。もちろん福田雄一監督作品でお馴染みの佐藤二朗、ムロツヨシ、安田顕なども出演されてます。良い意味でくだらないコメディー映画かなあと思い見にいきました。思った通りくだらないコメディー映画だったのですが、途中戦隊ヒーロー物から脱線したり、まじめすぎて空回りする桐谷美玲や、良い感じに冷静につっこみを入れる高畑充希など非常に見応えがありました。個人的には有村架純がおもしろかわいくて非常に良かったです。
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紳士は金髪がお好き

マリリン・モンロー主演の名作です。ニューヨークでショーガールをしている主人公のローレライはお金持ちの男性が大好きで、その美貌と抜群のスタイルを活かし、エズモンドという資産家の息子と婚約をします。しかし、彼の父は婚約を快く思っていない為、探偵を雇い、足を引っ張ります。1度はエズモンドの信用を失うローレライですが、最後にはその父までも手中に治めてしまいます。彼女は「男が美しい女と結婚したい様に、女はお金持ちの男と結婚したい。」「お金が無ければ、お金の事ばかり考えていて、相手を愛する暇が無い。」等、独自の考えを持っています。しかし、誰もが口に出しにくかったり、分かってはいるが受け入れにくい事を、彼女は端的な言葉で表現してしまうのです。その姿に私は、自分の生き方を振り返る必要があると感じてしまいました。
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スターウォーズ

公開にあたりこれほど世界が熱狂する映画は数少ないと思います。シリーズ物で題名がエピソード○となっているので、どの作品から見ればいいのかわかりやすいので初心者にも比較的見やすくなっています。実際、一作目、二作目あたりを見るとスターウォーズの世界観にハマっていくと思います。今冬公開の新作は特に映像も凄そうなのでまだ全作見てない人は一度見ておいた方がより面白く見れます。内容は誠治や人間関係など少し難しい場面もありますが、広大な宇宙を舞台とした迫力ある戦闘シーンや目も離せないスピーディーな展開は大人から子供まで様々な年齢層で楽しめる映画です。
スター・ウォーズ コンプリート・サーガ ブルーレイコレクション(9枚組) (初回生産限定) [Blu-ray]

スワロウテイル

この作品は、1996年に公開されていますが、今も全く古臭くありません。それは、いつの時代にも通じる風刺が効いているからではないでしょうか。
物語の舞台は、「円都(イェン・タウン)」というころです。日本の円がまだ強かった時代に人々が円を求めて集まった街。それがイェン・タウン。そこでは、みんな円のためには何でもします。盗み、殺人、紙幣の偽造・・・。
子供が偽札を使うシーンがあるからとR指定された作品ですが、私は子供にこそこの作品を見てもらいたいと思います。みんなが求めているお金。そのお金が人々にどう影響するかを端的に表しているからです。
作中には、YEN TOWN BANDという架空のバンドが登場しますが、これは実際に活動しCDも出しています。そちらの曲も素晴らしいので映画と合わせておすすめですよ。
スワロウテイル [DVD]

世界最速のインディアン

これは年金暮らしの頑固なおじいさんが夢を追い求めて実現するストーリーです。
いつまでも夢を諦めずがむしゃらに突き進む所に、年齢関係なく男気を感じました。
若いころから愛用しているボロボロのバイクのエンジンを使おうとする頑固な所、お金がなくても捨て身でもがいて調達してくる所、どれを取っても綺麗なサクセスストーリーではありませんが、その泥臭いところがとても好きです。
レースの舞台に立つ瞬間は、本当に鳥肌が立って涙が出ました。
生死や恋愛以外でここまで感動できる映画はなかなかありません。是非見ていただきたいです。
世界最速のインディアン (字幕版)

トイレット

荻上直子監督、もたいまさこ出演の映画です。
『かもめ食堂』や『めがね』で好きになった荻上監督ですが、それまでの「ほっこり」感よりも、少しブラックで日本人にツボなギャグがぐっとくる映画です。
タイトル通り、トイレの存在は重要なアクセントになっており、少し悲しいストーリーながらも見終えた後にあたたかな気持ちになれます。
カナダが舞台で、日本映画ではありながら全編英語使用です。
出演はほぼ海外の方で、日本人はもたいさんオンリーです。そしてもたいさんは「ほぼ」セリフはありません。
いるだけで面白い、出てくるだけでドキドキする、仕草の一つ一つに見入ってしまうというもたいさんの演技にとても圧倒され、今はもたいさんの大ファンです。
一番ぐっとくるのが、唯一もたいさんが声を挙げるところ…何度見ても涙が出てしまいます。
重要な役どころとして猫も出演しています。猫ともたいさんのやり取りもとても素敵で、せつなくも愛らしさがある描写がされています。
有名ではないが素敵なクラシックをと紹介されているよう、全編とても美しいピアノクラシックが使用されています。
出演している長男がピアニストなのですが、彼が演奏する曲もどれもとても素敵で、初冬に似合うような悲しくも美しい曲が使用されています。
『トイレット』という衝撃的なタイトルではありますが、美しく切なくでもあたたかいドラマ映画で、私の一番お気に入りの映画です。
和式トイレと洋式トイレの違いについて語るシーンは必笑です。
トイレット [DVD]

バタフライ・エフェクト

この映画は、主人公がタイムリープして過去を変え、未来を変えようとする映画です。
設定はありがちなものですが、内容はとても見ごたえがあります。
序盤はところどころ場面が飛んで次の場面に移っているというところが多々あり、、「一体何が起きたんだ?」と疑問に思うところがたくさんあります。
しかし、それは内容が進むにつれてあの時どうして場面が飛んでいたのか、その時何が起きていたのかがだんだん明らかになっていきます。
それらの伏線とその回収はこの映画の見どころであり、おすすめしたいポイントです。
それと、予想外な展開が多く「この後どうなるんだろう」と先が気になり、見ていて退屈するようなことはありません。
ラストにはとても感動させられます。結構えぐいシーンや痛々しいシーンがあるのですが、それらを払拭して一気に感動させられます。
これまでのストーリーを見た上で見るラストは特に深く感銘を受けます。このラストがあるからこそ、この映画がとても好きだと言えます。
バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション [DVD]

マッキー

インド映画ってやたら長くて歌を歌ってばっかりってイメージだったんですけど、最近のマサラムービーは面白いものがいっぱいあるんです。その中でもおススメなのは「マッキー」。
内容は簡単に言えばインド版GHOST?ニューヨークの恋人?という感じ。ただし主人公はハエ。悪党に殺されてしまった主人公が恋人と協力してあの手この手で報復すると言う話しなのですが、そこまでするかというほど徹底的に悪党を叩きのめすので途中から悪党がかわいそうになって来るくらいです。ハエのCGもクオリテーが高いですし、長くても飽きさせないクオリティーの高さです。
マッキ― [DVD]

マンマ・ミーア!

とても明るい雰囲気のミュージカル映画で、見ると元気を貰えます。ABBAの曲がたくさん使われていて、サウンドトラックもとても良く、メリル・ストリープやアマンダ・セイフライドの歌唱力に圧倒されます。また舞台となるギリシャの島もとても美しく、映画を見ているだけで異世界に旅行に来たような楽しい気分を味わえます。コメディーの要素も多く含まれており、最後まで退屈することなく笑って観ることが出来ます。特にドナとロージー、ターニャのおばさん三人組はとても面白おかしく、思わず声を出して笑ってしまうシーンが多数です。子どもも大人も一緒に楽しめる映画です。
マンマ・ミーア! [Blu-ray]

ライフ イズ ビューティフル

この映画は20代前半で初めて見ました。昔の歴史の不合理な悲しさと、それでも強く生きる家族の物語で、涙なしでは見ることが出来ない映画です。はじめは映画の好きの友人に誘われて見た映画ですが、私ははまってしまい、DVDを購入。何度も見ています。子供に戦争の厳しさを見せない父の優しさと、どんな時でも陽気にふるまおうとする父の気持ち。どれをとっても後になっては悲しい出来事につながるのです。話を全て知っていても、その父の優しさを感じることが出来るので、本当に涙が出ますね。私の子どもにとってあんな父親になりたいなあと思う作品です。

この映画はユダヤ人虐殺のホロコーストを描いた作品です。ナチスに拘束され妻と離ればなれになり、息子と二人でアウシュビッツに送られます。しかし幼い息子は、自分がどこに連れて来られ、これから何をされるのか全く理解できていません。そこで普段からユーモアが大好きな父親が、息子のために精一杯のユーモアでこれから楽しいことが起こるような演技をします。辛い労働はゲームであり、我慢して一等賞になれば素敵なものが貰えるよと励まし、別言語で怒鳴られても、でたらめな内容で自国語に翻訳して息子を笑わせようとします。悲劇的な場所であるのにユーモアを忘れない父親に、涙が止まりませんでした。
ライフ・イズ・ビューティフル [DVD]

リリィ・シュシュのすべて

みんな目の前の辛いことから目を背けたいものです。それは大人も子供も変わりません。この作品の主人公は、突如始まったいじめから目を背け、歌姫「リリィ・シュシュ」に惹かれていき彼女に全て捧げます。
この作品の背景は、美しい田園風景が主です。日本にもまだこんなところがあったのか、と思わず見惚れてしまうようなところです。しかし、それに反して作品の内容はダークです。いじめに万引き、援助交際に殺人。全く救いがありません。しかし、美しい風景と曲(リリィ・シュシュが歌うもの)がそれに加わることにより、不思議と残酷さが薄れています。救いのない事件に救いが生まれ、まるで暗闇の中に一筋の光が射すように物語に透明感が出ているのです。この作品は辛いでしょうが、今いじめを受けている人にこそ見てほしい作品です。偽善や同情は一切ありません。一見辛く見えますが、必ず救われること間違いなしです。
リリイ・シュシュのすべて 通常版 [DVD]

私の頭の中の消しゴム

この映画の韓国映画版がとても好きです。まず、主演をされている女優さんと俳優さんがお二人ともとても素敵でお似合いだということが一番に挙げられます。この作品は若年性アルツハイマー病にかかってしまう女性を献身的に支える男性と言う設定なのですが、とにかく見ていて切なくて感情移入して見てしまいます。もともとは全く育ちも違う二人が出会い、惹かれあって結婚していくという大まかな流れなのですが、結婚した後に病気が徐々に出てきて最終的には自分では全く何もできなくなってしまうという妻を夫が全く何も嫌がりもせずとにかく必死で支えて行く姿が心を打たれます。何もわからなくなり、相手の名前も顔もわからなくなる場面では何とも言えない悲痛さを感じますがそれでもチョン・ウソンさんが助けている姿が何よりもかっこよくてあるべき夫婦像だと感心させられます。涙なしには見られない作品です。
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