LANケーブルの捨て方《要注意、有害物質発生の危険性!》
パソコンとルーターをつなぐケーブルをLANケーブルと言います。ケーブルにも色々な種類があるので一体このケーブルは何ケーブルでどの家電で使うものだったかな?と分からなくなってしまうことがよくあります。パソコン周りで使うケーブルでLANケーブル以外によく使われているケーブルにはマウスとパソコンをつなぐ時に使うUSBケーブルなどがあります。最近では無線でつなげる人も増えてきているので、付属のケーブルが不要になるというケースもあります。
不要になって何に付いていたケーブルかさえ分からなくなってしまったケーブルが家の中でゴチャゴチャと邪魔になってしまっているということはないでしょうか。LANケーブルはどのように処分するのが正解なのでしょうか。
【LANケーブルは不燃ごみ!】
LANケーブルを家庭で自治体のゴミ収集で出す場合は、量が大量ではない限り「不燃ごみ」として出すのが一般的です。しかし、量が大量の場合は回収してもらえず、ご近所とのトラブルの原因ともなりますから注意が必要です。
LANケーブルの外側を覆っているのはポリ塩化ビニールと呼ばれる素材です。ポリ塩化ビニールは燃やすことができますが、そのためには摂氏800度で完全焼却する必要があります。もし不完全燃焼になってしまうと有害なダイオキシンを発生させてしまいます。「燃えるゴミ」には絶対出さないようにしましょう。
【賢く処分、業者に売ってリサイクル】
業者に引き取ってもらう場合、パソコンと一緒に処分する際は純正品のLANケーブルに限りメーカーに引き取ってもらうことができます。
しかし、純正品以外は引き取ってもらえないというデメリットがあります。
その際に是非活用したいのが、訪問買取や宅配買取の業者です。多くの業者は純正品でないものでもパソコンと一緒であれば一緒に買い取ってくれます。
また業者によってはパソコン周りの備品、LANケーブルだけでも買い取ってくれるところもあります。
高く売れるものとしてはケーブルの中に含まれている銅の含有量が多いものであれば、多いものであるほど高く売れます。しかし、一般の人にはどんなケーブルにどれだけの銅が含まれているのかは分かりませんから、買い取ってくれる業者を見つけて見積もりを出してもらうと良いでしょう。
ただ不燃ごみに出すのも一つの方法ですが、売れるものは売って、リサイクルできるものはリサイクルして、お財布にも地球にも優しく賢く処分するといいですね。