【スポンジの捨て方】目に見えない雑菌に要注意!
2017/12/23
台所用のスポンジの捨てどきはいつなのでしょうか。一ヶ月に一回交換するという方もいれば、2週間ほどで交換するという方もいます。はたまた穴が開くまで、もしくは小さくなって使えなくなるまで使うという方もいます。
交換した台所用スポンジは何ゴミに出すのでしょうか。また台所用以外でも生け花を刺しておくオアシスやスプリングなしのマットレスの中のスポンジなどもどのように捨てると良いのでしょうか。
《台所用スポンジの滅菌方法とは?》
台所用のスポンジは食器やシンク周りをキレイにする際に使いますが、その反面でトイレの便器の中よりも多くの細菌が繁殖しているという情報もあります。その数は驚くことに使用後2週間もするとトイレに潜む雑菌の20万倍もの細菌が繁殖してしまう恐れがあるとのこと。
そう考えると安いスポンジを買ってどんどん惜しみなく交換することが衛生面からみると良いのかもしれません。
普段から使用後のスポンジはしっかり水を切ったり、台所用の漂白剤で除菌するなどして雑菌が繁殖するのを防ぎましょう。漂白剤の使用で90%近く雑菌は死滅します。ほぼ100%の雑菌を死滅させたい場合は、十分に水分を含ませたスポンジを電子レンジで温めると雑菌は死滅します。しかし、水分が十分ではないと発火する恐れがあるため注意が必要です。そのように滅菌してもいずれは捨てどきがやってきます。処分の際は「可燃ゴミ」として捨てましょう。
《その他の「スポンジ」の捨て方》
生け花を刺す吸水スポンジ、オアシスは「可燃ゴミ」です。捨てる際の注意点はしっかり水気を切って乾燥させておくことです。水分を多く含んだままの状態で出さないようにしましょう。生け花を大量に頂く機会などがある場合、大量のオアシスが残り、なかなか立派なものなので何かに再利用できないものかと思います。しかし、残念なことに一度乾燥してしまったオアシスは再利用が難しいようです。
スプリングなしのマットレスの中のスポンジはそのままの大きさでゴミに出す場合は「粗大ゴミ」です。切れるようであれば座布団くらいの大きさに切って、ゴミ袋に入れて出す場合は「可燃ゴミ」として出します。詰め込んだらなんとかゴミ袋に入るからといって、切らずに可燃ゴミとして出してしまうとゴミ処理の機械に絡まってしまい、機械を傷めてしまいます。可燃ゴミとして出す際は、機械を傷めてしまわないようにキチンと切断して出すようにしましょう。