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この少女小説がおすすめです!

   

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今回の小説紹介は、「少女小説」です。
人気の2作品をご紹介!おすすめポイントも一緒にどうぞ。

マリア様がみてる

以前アニメが放映されていて、それが面白かったので手に取ってみた作品です。
幼稚舎から短大までを擁するカトリック系のお嬢さま学校に通う高校一年生が主人公で、最終巻では高校三年生になっています。
高等部には上級生と下級生間の特殊な上下関係(姉妹制度)があり、主人公とそのお姉さまとのやりとりや、同級生たちのとやりとり、思春期の女子高生が陥りやすい人間関係の落とし穴。それに正面からまたは横からと取り組んでいき、成長していく女の子たちの物語です。
登場人物はそれなりに多いのですが、だれもが個性的で魅力的に描かれています。読者の年代によって、たぶん感じることも様々ではないでしょうか。
ティーンの方は共感できる部分が多いと思いますし、20歳以降であれば、かつての自分に反映させて、首肯したり気恥ずかしくなったりすることができるでしょう。
巻数が多いのですが、通し番号がふられておらず、どこから読めばいいか、とっかかりが分かりづらいシリーズではありますが、まずは『マリア様がみてる』『黄薔薇革命』『白き花びら』を順に読んで頂きたい。
この3冊で面白さを感じることができなければ、以降を読む必要はないかとおもいます(ただただ長いので)
最後に、私は『マリア様がみてる』を読み始めたときに、このシリーズが「三人称の形を借りた一人称」で書かれていることに気づかず、とても読みづらい印象を受けました。ここをクリアできらば、あとはスルスルと読めると思います。
マリア様がみてる

クララ白書

氷室冴子著書のシリーズものです。私は今40代ですが中学生の頃読んではまりました。
札幌の女子高寄宿舎を舞台にした小説で、主人公しーのと友人や先輩後輩とのドタバタで楽しい様子が書かれています。
私は女子高に通ったことがないのですが、女子が集まるとこんな感じなのかなと思って読みました。主人公ほか登場人物に個性があってユニークで読んでいるとどんどん引き込まれてしまいます。友情ありちょっぴり恋愛モードあり、女子同士のもめごとありと内容がバラエティです。
文庫本は1980年のもので今の時代に合っていないところもあると思いますが、それでも面白いと思います。
クララ白書I

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